アート哲学・糸崎公朗blog3.2

写真家・美術家の糸崎公朗がアートと哲学について語ります

2014-04-19から1日間の記事一覧

歪んだ鏡と平面鏡

世の中には、本当に偉い人と、偉そうにしてる人の二種類がいて、その区別はなかなか難しい。 本当に偉い人は偉そうにしている人を見分けるので、偉そうにしてる人は本当に偉い人を嫌う。 世の中を渡ってゆく上で「性格の悪さ」は問題にならない。 実のところ…

証拠と犯人

素朴で自然的認識には魅力があり、そこから目を逸らすことは非常に困難である。 現象を現象として捉える視点が本質諦観。 人間の視界は、光学的スクリーンと、心理的スクリーンの、二つのスクリーンが重なっている。 我々はいつでも「証拠」と「犯人」を取り…