経験的分析と、現象学的本質分析。
経験的に得られた確信は、砂上の楼閣に過ぎない。
経験は、何かを建てる土台としては砂漠に等しい。
多くの人は砂漠の上に自らの塔を建てる。
通俗の曖昧で全く混沌とした意味ー我々はそれをどうして得たか知らないがこれらの語が意識の《歴史》のうちですでに獲得している。(フッサール『厳密な学としての哲学』)
ブリコラージュには機能はあっても反省が無い。
エンジニアリングは反省によって機能を実現させる。
素朴な区別は粗雑であり、通俗的区別もまた粗雑。
素朴な人は「粗雑な物」で十分間に合っていて「厳密な物」を必要としない。