アート哲学・糸崎公朗blog3.2

写真家・美術家の糸崎公朗がアートと哲学について語ります

フォトモ世界大会

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新宿三丁目の竹林閣にて『糸崎塾』が始まりましたが、『彦坂塾』の彦坂尚嘉さんと、一般社団法人TOURI ASSOCIATION理事長 簡憲幸さんを交えて話し合った結果フォトモの世界大会をやろうという話になりました。

googleで「フォトモ」「FOTOMO」「PHOTOMO」「写真模型」などのワードで検索すると、ぼく以外の人が作ったフォトモ作品が出てきてなかなか面白いのですが、海外だと意外にも香港である程度フォトモがFOTOMOとして定着しているのです
というのも、2004年にぼくは香港の香港芸術センターというところで結構大規模な個展を開催し、香港版のフォトモの本も出版していただいて、それなりに影響力があったのです。
https://www.hkedcity.net/article/culture_artedu/040331-003/

韓国でも企画展に3回出品して、その時ソウル市で撮影したフォトモも自分の作品集に収録されてますが、「写真模型」を韓国語で翻訳して検索すると、韓国人のフォトモ作家がいるのも分かります。
http://news.egloos.com/1906592

ぼくは2011年、大宮盆栽美術館に収蔵された盆栽とコラボした作品「盆栽ツギラマ」で個展を開催しましたが、盆栽が「BONSAI」として世界に知られているように、「FOTOMO」も自分の知らない間に国際化しつつあるようです。
そもそも「FOTOMO」という英語の綴りも、香港での個展の主催者が、「その方が日本人らしくて良いから」と提案してくれたものでした。

フォトモを国際化していく上での、パッケージングとしてのアクリルボックスも、彦坂尚嘉さんが提案してくれました。
というわけで、毎週土曜日の『糸崎塾』でのフォトモワークショップは継続的に開催しますので、どうぞよろしくお願いします。

なお、次回開催は5月10日の10:00からですが、5月17日はお休みですのでお間違いのないようよろしくお願いします。