アート哲学・糸崎公朗blog3.2

写真家・美術家の糸崎公朗がアートと哲学について語ります

相違と義務

私たち人間はお互い驚くほど違っています。全く違う人間同士が、お互いに支え合っています。Aさんが絶対にやりたくない仕事を、Bさんはやりがいを持って引き受けます。Bさんがやりたくない仕事に、Aさんは生きがいと義務を見出します。お互い引け目を感ずることなく、素直に感謝すれば良いのです。

異なる人間同士が競争しても意味がありません。自分だけが、自分自身のライバルです。糸崎公朗さんが100人いたとして、その中で誰が一番優れた糸崎公朗さんになれるのか?それは私です(笑)

誰もが幸福になりたいと願っているわけではありません。人間はそれぞれに異なっており、幸福のあり方も驚くほど違っているからです。私にとっての幸福は、あなたにとっての幸福ではく、逆もまたしかりです。これは単なる相対主義で、だからこそ「基準」が必要です。「基準」を持つ人は幸いです

多くの人が願う幸福のあり方に「怠惰」があります。