アート哲学・糸崎公朗blog3.2

写真家・美術家の糸崎公朗がアートと哲学について語ります

常識と学問

常識の反対は非常識です。
学問とは非常識です。
何が常識か?は時代や地域によって異なりますが、学問は普遍を目指します。
ですから学問は、時代や地域を超えて非常識なのです。
ソクラテスもブッダもキリストも、説いていたのは非常識です。
どのような常識をもってしてもそれを理解するのは不可能です。

多くの人にとって認識は停止を意味します。
何かを認識した、と感じたところで認識を停止させ固定化します。