アート哲学・糸崎公朗blog3.2

写真家・美術家の糸崎公朗がアートと哲学について語ります

第171回芸術分析塾ラカン 6月09日(木)のお知らせ

彦坂尚嘉先生が主催する「芸術分析塾ラカン」のお知らせです。私も授業をします。

第171回芸術分析塾ラカン 6月09日(木)


satake_hiroya_top.jpg
..................................
10:00〜12:00 秘密講義と演習:【生命力0】の芸術

午前中は、彦坂尚嘉先生の特訓授業です。

自信の無いアーティストがいます。その場合に、能力がなくて自信が無いのなら仕方がないのですが、ある程度の学習をしていて、【生命力0】ではない人で、たとえば実例ですが【生命力50】あって、実力のある人が、自信が無くて、社会への押し出しの弱い人がいるのです。

何故に自信の有る人と、無い人がいるのだろうか?

【生命力0】ではないアーティストが、戦術的に【生命力0】に下降して作品をつくる。さらには【生命力50】、そして【生命力100】に視点をおいて、総合的に芸術戦略を構想するという授業です。

参加は自由です。
...................................
13:00〜17:00 戸村美術/ギャラリー戸村:伊東 千紘個展の見学

ChH5OYbU8AALBvK.jpg後13時からは、戸村美術/ギャラリー戸村:伊東 千紘個展の見学です。

アートフェア東京で初日に完売をした新人作家:伊東 千紘のギャラリー戸村での初個展です。

伊東 千紘は、東北芸術工科大学の卒業生です。
...................................
18:00〜〜21:00 第2回糸崎公朗の写真史の探求

18時からは、糸崎公朗の写真史の第3回目です。前回の好評に続いて、今回もさらに面白い。

f:id:kimioitosaki:20160604205302j:plain

テーマは動画(Movie)ですが、実は世界で最初に動画を撮ったエドワード・マイブリッジと同じ仕組みのカメラが、1995年に富士フイルムから発売されたのです。

それが「カルディアビューン16」という、本来はゴルフのフォームをチェックする目的のカメラなのですが、私はすぐにそれを買って、撮った写真をカット編集して、「最短動画」作品を作ったのでした。



この「ティッシュ配り」を含め7作品有りますので、全てみなさんにご覧に入れるつもりでいます。

f:id:kimioitosaki:20160604211737j:plainそれと、最近の若い人は「8ミリフィルム」を見たことがないと思いますので、私のコレクションから8ミリ映画のシステムをご覧に入れます。

f:id:kimioitosaki:20160604211836j:plain

「ハンディビューワー」という8ミリ映画を簡単に観られる装置も持っていきます。

さらに、いわゆる映画の歴史以前に遡って、その源が何であるかを考察する予定でいます。

時間を見て、余裕があれば、映画見て、良い悪いを判断する、基本について彦坂尚嘉先生が、話すかもしれません。



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

会場:竹林閣 東京都新宿区新宿5-14-3 有恒ビル6F
竹林閣への入場料500円がかかります。

竹林閣-1

「竹林閣(新宿三丁目)への道順」
新宿三丁目駅下車(地下鉄は、副都心線丸ノ内線、都営新宿線の3本があります。)
※有恒ビルの1Fには「鍵の救急車」がある。
※隣には「ホテルサンライト新宿」がある。
日清食品の本社ビルの並び。