アート哲学・糸崎公朗blog3.2

写真家・美術家の糸崎公朗がアートと哲学について語ります

中央と地方

「地方」においては、親も学校の先生も子供に勉強をさせようという気がなく、子供も押し並べてやる気がなく「中央」との格差が開いてしまう。そして例え地頭が良い子供でも、地方に生まれ育ってしまうと周囲に引っ張られ、結局は勉強しなくなってしまう。というような事を何かの記事で読んだことがあります。

しかし、地方というのが東京に対する地方だと思うと大間違いで、実に世界的に見れば日本という国自体が地方に過ぎず、そのために様々な「格差」が中央との間に開いている。そして地方に意識がとどまる限り、そのような格差や遅れを自覚することはできないのです。