アート哲学・糸崎公朗blog3.2

写真家・美術家の糸崎公朗がアートと哲学について語ります

2016-04-15から1日間の記事一覧

精神と料理

私は写真家であり美術家ではあるのですが、どういうわけか美術作品の良し悪しの判別よりも、食べ物の美味い不味いを判別する方が自信があるのです。いや以前は自分の「審美眼」にもある程度の自信はあったのですが、改めて美術の勉強をする毎にその自信は失…

死者と意識

自分の目に映るものが何であるか?は解釈の問題であり意識の問題だと言えます。自分の目に見えるものが何であるか?は自分の意識が決定し、意識の作用によって目に見える世界に「そのもの」が創造されるのです。自分の目に見える世界の秩序は、外光の反射と…