アート哲学・糸崎公朗blog3.2

写真家・美術家の糸崎公朗がアートと哲学について語ります

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ハンムラビ法典と伊東乾批判

アエラの記事ですが読んでる途中、2ページ目に下記の記述があって「あれっ⁈」と思ったのですが、 「残された時間を精一杯生きる」と、落ち着いた表情で語る豊田君と、私はブロックチェーンや暗号の数理を考え、エジプト式分数を一緒に計算し、古代ハンムラビ…

Facebookと哲学カフェ

「哲学カフェ」って言葉、最近目にするようになって何だろう?と思って調べてみたら、フランスの哲学者マルク・ソーテさんが1990年代に始めて、それが世界各地に広まったのですね。 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/マルク・ソーテ 広まったのは、マルク・…

なぜ理系のエリートたちがオウムに入信したのか?

先日死刑が執行された元幹部をはじめ、理系のエリートたちがなぜオウムに入信し、凶悪犯罪に手を染めたのか?という疑問についてです。 これは、各自のウィキペディアを見て確認できるのですが、下記にオウムの科学系の元幹部、村井秀夫、遠藤誠一、土谷正実…

洗脳はメイドインチャイナ

「洗脳」についてあらためて調べてみたら、この言葉を最初に使ったのは朝鮮戦争時代の中国共産党で、捕虜となったアメリカ軍兵士に共産主義を信奉するよう「洗脳」を施していたとのことで、この言葉が意外に新しいのと、メイドインチャイナであることがちょ…

洗脳のテクニック

私は特に「洗脳」の分野に詳しいわけではないのですが、しかしつい先日、その「洗脳のテクニック」の一端を垣間見る経験をしたのでした。 それはもうブロックしてしまった、私のFacebookコメント欄に出現した「荒らし氏」ですが、どうも私に「洗脳のテクニッ…

常識と支配

常識とは何か?哲学をやって分かることは、人は面白いほどに常識に捕らわれる。ごきぶりホイホイのネバネバした粘液に捕らえられているにもかかわらず、「私はこの家に住んでいる」と言い張る、常識に捕らわれた人はそのようなものである。 デスモンド・モリ…

オウム事件の死刑執行について

www.sankei.com ついに麻原彰晃とオウム幹部6名の死刑執行だそうです。私がみたところでは、日本という国家の中に、オウムという小国家が生まれて、それが転覆を図ったというものです。そしてオウムとは、ある意味で日本のいう国を映し出す「凸面鏡」だとも…

短絡と認識

ネルソングッドマン『芸術の言語』によると、絵画は、つまりは写真は、対象物の再現ではなく、対象物への「指示」である。何も写ってない写真とはなんの指示もない写真であり、だからこそ「芸術」と誤解されるのである。 確かに人間がその肉眼で現実を見ると…

イデオロギーとウィルス感染

www.youtube.com 相変わらず冷戦のオベンキョーで見てましたが、だんだん分かってきたのは、イデオロギーとはウィルスのようなもので、人はウィルスに感染するように、集団的にイデオロギーに染まるのではないか?という事です。 これは福沢諭吉が述べていた…

ムッソリーニをコピーしたヒトラー

www.youtube.com youtubeで冷戦の番組を見終わったら関連動画で出てきたのですが、20世紀の独裁者、ムッソリーニ、ヒトラー、スターリン、の番組です。 これはテレビ画面をビデオカメラで撮った映像のようですが、これだとNHKからお目こぼしがあるのか…? と…