第二回『岡本太郎批判講座』の報告

相変わらず報告が遅くてすみません。
午前10時からの開催にもかかわらず、若いアーティストが二人いらしてくれました。
が、お二人ともそのように生きた岡本太郎を知らない!
まぁ、あたり前ですが、改めて確認すると岡本太郎が亡くなったのが1996年ですから、18年も前なのですね。
しかし、その若い世代のアーティストに『今日の芸術』を読んでもらうと、まるで古さを感じさせず、内容がスッと入ってくると言うような感想を述べられました。
1954年に書かれた『今日の芸術』はそれ程までに時代を先取りしていたのか?
と驚きますが、しかし別の見方をすれば日本社会と日本人の芸術観が、全く進歩してなかった、と言うこともできます。
一体どっちなのか?と言えば、ぼくは後者の立場を取ります。
何故なら自分が変わればものの見方も変わり、「変わらないもの」と「変わるもの」との違いや、「普遍的なもの」と「普遍に見えて実は特殊なもの」の違いが、徐々に見えてくるようになったからです。
と言うような話を彦坂尚嘉さんを交えてしました。
次回開催は6月14日(土)ですので、どうぞよろしくお願いします。
時間は10:00〜12:00
場所は新宿三丁目「竹林閣」
午後からは『彦坂塾』もあります。