アート哲学・糸崎公朗blog3.2

写真家・美術家の糸崎公朗がアートと哲学について語ります

7月12日(土)のお知らせ

*彦坂尚嘉さんによる共通告知です。

彦坂塾+糸崎公朗主催・非人称芸術博士課程

芸術的知性とは何か?

知性には、2種類があります。

一つは上座仏教的な知性です。

分かりやすく言えば、真剣に探求する態度です。

もう一つは、大乗仏教的な知性です。

それはフリをする事です。 芸術家のフリをする。

芸術作品のフリをする。

今日の世界はフリに満ちています。

次回は 通常通り 土曜日  7月12日(土)予告

竹林閣(新宿三丁目)への道順」 新宿三丁目駅下車(地下鉄は、副都心線丸ノ内線、都営新宿線の3本があります。)

竹林閣:東京都新宿区新宿5-14-3 有恒ビル6F

※有恒ビルの1Fには「鍵の救急車」がある。

申込・問い合わせ(080−3605−5912 糸崎公朗) E-mail:糸崎公朗/itozaki <itozaki.kimio@gmail.com>

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参加費 1コマ2000円、2 コマ3000円、3コマ4000・・・です。

■糸崎塾:坂口安吾の『堕落論』批判(第2回/5回)

1945年、日本人は敗戦によって、いかなる精神を失ったのか?       

時間:10:00〜12:00

人間は精神です。精神を失ったただの家畜のような人間=安寧の豚になった日本人の、その堕落論を問い詰める。坂口安吾の『日本文化私観』、『堕落論』、『続堕落論』を音読して、分析して、その間違いを指摘する。戦中から敗戦後の日本人精神の基本的な間違いを摘出する試み。

s-P1040469(変換後)

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糸崎塾 2:非人称芸術の本質とは何か

工作舎から出版された『フォトモ』をテキストに、非人称芸術の本質を問い詰めます。

秘蔵のオリジナル本も読解されます。

時間:13:00〜15:00 フォトモ工作舎 フォトモオリジナル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

彦坂塾:第2回 モダンニズム研究会第2次(全60回)  

彦坂は、モダニズム研究会というのを、画家の清水清一と一緒に、約8年主催していました。

不幸にして清水清一氏は自殺なさいました。

これを糸崎公朗氏と再開します。

モダニズム研究会の第2次はモダニズムの中核的な芸術である写真史と絡み合わせながら探求できればと思います。  

覗き見するだけの学生は困るので、10回の回数券のご購入をお願いします。

モダニズム理論そのものを理解することは、今の人には難しいので、それなりに、少しで良いですから本気になってください。

やさしく進めます。しかし学ぶには、ある程度の時間を必要とします。

根底にあるのはデカルトフッサールの哲学です。

テキストは、オーソドックスなモダニズムの邦訳文献を使いますが、どれか一冊はご購入ください。

時間:15:00〜17:00

メイン・テキスト:カリネスク著『モダンの五つの顔』

ブ・テキスト:藤枝晃雄訳『グリーンバーグ批評選集』

       :『モダニズムのハード・コア』(批評空間第2期臨時増刊号)        :コンパニョン著『近代芸術の五つのパラドックス』           :『世界の名著 81 近代の芸術論』 (中公バックス)            :ボードレール批評(全4巻セット) (ちくま学芸文庫)      

写真史のテキストは、追ってリストを出します。

s-モダンの5つの顔(変換後) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

第16回人類史700万年の芸術鑑賞会: 非芸術であったダダイズム、しかし同時に存在した新新古典主義

来週の彦坂塾:700万年の芸術史は、ダダイズムを取り上げます。

第一次世界大戦を契機に、ヨーロッパの理性主義をあざわらう非芸術性、しかし、非芸術を押し出しながら、古典主義に回帰したデュシャン

この矛盾に満ちた運動を対象化します。

時間:18:00〜19:30

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彦坂塾:日本のポエム鑑賞と創作の会  第五回 谷川雁ランボー

時間:19:40〜21:30

詳しくは後ほど書きます。