アート哲学・糸崎公朗blog3.2

写真家・美術家の糸崎公朗がアートと哲学について語ります

7月19日のお知らせ

*芸術分析塾ラカン」blogとの共通告知です。
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第20回芸術分析塾ラカン  

7月19日(土)予告

【塾の紹介】  

ほとんどの芸術作品は、自分勝手に見ても、じつは何もわからないものです。    

芸術作品を正確に鑑賞するには、独特の技術と正確な歴史知識が必要で、いい加減な鑑賞ほど危険なことはありません。    

こういう『厳密な学としての芸術』という理念のもとに、様々な欧米の芸術作品と、我が国の超一流の芸術作品を題材にして、丁寧に分析していく訓練をするのがこの塾です。    

学習し訓練するのには時間が必要です。  

人間の脳を飛躍させるためには、一万時間が必要です。

石の上にも3年でありまして、3年半から9年を目安に、根気よく勉強していきましょう。    

この塾での勉強は、苦痛ではありません。良い芸術作品と、本当に優れた偉大なアーティストを知っていく楽しい経験なのです。

1時限:朝 10:00~12:00

■糸崎塾:坂口安吾の『堕落論』批判(第2回/5回)

1945年、日本人は敗戦によって、精神を失ったのか?    岡本太郎と対の関係にある、坂口安吾の『日本文化私観』、『堕落論』、『続堕落論』を音読して、分析する。

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坂口安吾は、ヒロポン中毒者でした。

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2時限:昼 13:00~15:00

糸崎塾 2:路上の自然マクロ撮影教室

糸崎公朗-<路上ネイチャー協会>より-2012-年

 屋外に出掛けて、新宿三丁目界隈で「都会の中の自然」を見つけて、マクロ撮影する講座。  

日本の都市には、その環境に適応した生態系が存在し、昆虫や植物、鳥類など多彩な生物種が棲息している。  

小さな自然の発見は、マクロ撮影という技術と結びつくことで、あらたなクリエイティビティをもたらす。  

参加者は、愛用のカメラをお持ち下さい。コンパクトカメラ、スマートフォンでも結構です。カメラによって、それぞれ最適なマクロ撮影術を指導します。

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3時限:午後 15:00~17:00

芸術分析塾:第3回 モダンニズム研究会第2次(全60回)

場所注意喫茶室ルノアール 新宿3丁目ビッグスビル店

      〒160-0022 東京都新宿区新宿2-19-1 ビッグスビル地下2階       問い合わせ(080−3605−5912 糸崎公朗)    

モダニズム研究会第一次は、1995年から約8年展開されました。  

モダニズム研究会の第2次はモダニズムの中核的な芸術である写真史と絡み合わせながら探求いたします。  

覗き見するだけの学生は困るので、10回の回数券のご購入をお願いします。

モダニズム理論そのものを理解することは、今の人には難しいので、それなりに、少しで良いですから本気になってください。  

やさしく進めます。しかし学ぶには、ある程度の時間を必要とします。

根底にあるのはデカルトフッサールの哲学です。

テキストは、オーソドックスなモダニズムの邦訳文献を使いますが、どれか一冊はご購入ください。

メイン・テキスト:カリネスク著『モダンの五つの顔』

サブ・テキスト:藤枝晃雄訳『グリーンバーグ批評選集』

       :『モダニズムのハード・コア』(批評空間第2期臨時増刊号)        :コンパニョン著『近代芸術の五つのパラドックス』           :『世界の名著 81 近代の芸術論』 (中公バックス)            :ボードレール批評(全4巻セット) (ちくま学芸文庫)         s-モダンの5つの顔(変換後)

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4時限:夕方 18:00~19:30

第19回人類史700万年の芸術鑑賞会: 《無-文明》の《無-芸術》:シンディ・シャーマン  

芸術分析塾:700万年の芸術史は、シンディ・シャーマンを取り上げます。

今日のアーティストの中で、もっとも芸術性の高いアーティストの初期作品から、ニューヨーク近代美術館の新作までをたどります。

今日、私たちは、いかなる規準で作品を作るべきかに迫ります。

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5時限:夜 19:40~21:30

第五回 味覚分析と芸術訓練:ケーキ

芸術を理解するためには、食べること、そして味覚を味わう訓練が大切です。

味覚が分からないと、美術や文学、そして音楽も分かりません。

芸術を鑑賞する感覚の基本は、味覚にあるのです。

ですから、好き嫌いを無くし、いろいろな国の料理を食べられるようにならなければなりません。

少しづつで良いですから、好き嫌いを克服して、何でも食べられる様になりましょう。

そうすれば、豊かな味覚と芸術の鑑賞できる人格が形成されます。

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今回のテーマはケーキです。

イデミ・スギノの紹介 がメインです。  

神戸・北野で絶大な人気を誇っていた洋菓子の店「パチシエ イデミスギノ」が、場所を東京・京橋に移し、店名も「HIDEMI SUGINO(イデミ スギノ)」と改め、2002年12月7日にオープンしました。

私は、このオープンを見ています。  

シェフパティシエの杉野英実さんは、1991年の菓子の世界コンクールでグランプリを受賞し、同大会で審査委員長を務めた実力派です。  

このイデミ・スギノと、コージー・コーナーを比較して、2種類のケーキを食べられればと思っています。

ケーキの値段が、イデミ・スギノが一つ600円を超えるので、それなりにかかりますので、参加者に頭割りでご負担をお願いすることになります。

参加者方は、問い合わせ(080−3605−5912 糸崎公朗)にまで、出欠をお知らせください。メールでも良いです。糸崎公朗/itozaki <itozaki.kimio@gmail.com>

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一般社団法人 TOURI ASSOCIATION

芸術分析塾ラカン

竹林閣:東京都新宿区新宿5-14-3 有恒ビル6F

申込・問い合わせ(080−3605−5912 糸崎公朗) E-mail:糸崎公朗/itozaki <itozaki.kimio@gmail.com>

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「竹林閣(新宿三丁目)への道順」

※有恒ビルの1Fには「鍵の救急車」がある。

新宿三丁目駅下車(地下鉄は、副都心線丸ノ内線、都営新宿線の3本があります。)

参加費 1コマ2000円、2 コマ3000円、3コマ4000・・・です。