アート哲学・糸崎公朗blog3.2

写真家・美術家の糸崎公朗がアートと哲学について語ります

第21回芸術分析塾ラカン 7月26日(土)予告

*「芸術分析塾ラカン」共通告知です。
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第21回芸術分析塾ラカン  

7月26日(土)予告

【塾の紹介】

ほとんどの芸術作品は、自分勝手に見ても、じつは何もわからないものです。    芸術作品を正確に鑑賞するには、、独特の技術と正確な歴史知識が必要で、いい加減な鑑賞ほど危険なことはありません。    こういう『厳密な学としての芸術』という理念のもとに、様々な欧米の芸術作品と、我が国の超一流の芸術作品を題材にして、丁寧に分析していく訓練をするのがこの塾です。    学習し訓練するのには時間が必要です。  人間の脳を飛躍させるためには、一万時間が必要です。石の上にも3年でありまして、3年半から9年を目安に、根気よく勉強していきましょう。    この塾での勉強は、苦痛ではありません。良い芸術作品と、本当に優れた偉大なアーティストを知っていく楽しい経験なのです。

 

1時限目:朝 10:00~12:00

坂口安吾の『堕落論』批判(第4回/全5回)

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岡本太郎と対の関係にある、坂口安吾の『日本文化私観』、『堕落論』、『続堕落論』を分析する。

 

2時限目:昼 13:00~15:00

第2回非人称芸術の本質とは何か

フォトモ工作舎

工作舎から出版された『フォトモ』をテキストに、非人称芸術の本質を問い詰めます。オリジナル本も読解されます。

 

3時限目:午後 15:00~17:00

第3回 第2次モダニズム研究会(全60回)

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モダニズム研究会の第2次はモダニズムの中核的な芸術である写真史と絡み合わせながら探求いたします。
覗き見するだけの学生は困るので、10回の回数券のご購入をお願いします。
モダニズム理論そのものを理解することは、今の人には難しいので、それなりに、少しで良いですから本気になってください。 やさしく進めます。
しかし学ぶには、ある程度の時間を必要とします。根底にあるのはデカルトフッサールの哲学です。テキストは、オーソドックスなモダニズムの邦訳文献を使いますが、どれか一冊はご購入ください。
メイン・テキスト:カリネスク著『モダンの五つの顔』
サブ・テキスト:藤枝晃雄訳『グリーンバーグ批評選集』
       :『モダニズムのハード・コア』(批評空間第2期臨時増刊号)
       :コンパニョン著『近代芸術の五つのパラドックス
       :『世界の名著 81 近代の芸術論』 (中公バックス)
       :ボードレール批評(全4巻セット) (ちくま学芸文庫)

 

4時限:夕方 18:00~19:30

第20回人類史700万年の芸術鑑賞会: 原始美術:石器と《想像界

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石器を取り上げます。石器は美術全集にも収録されていなくて、美術として見られていませんが、重要な初期美術品であります。この制作が、《想像界》の精神でなされていることの秘密を探求します。

 

5時限:夜 19:40~21:30

第5回ノイズ音楽鑑賞会 ジャズを作った男:バディ・ボールデン

特別ゲスト:簡憲幸氏(ジャズ愛好家)とジャズの中を流れるノイズを探ります

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一般社団法人 TOURI ASSOCIATION

芸術分析塾ラカン 竹林閣:東京都新宿区新宿5-14-3 有恒ビル6F

※有恒ビルの1Fには「鍵の救急車」がある。

申込・問い合わせ(080−3605−5912 糸崎公朗 E-mail:糸崎公朗/itozaki <itozaki.kimio@gmail.com>

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「竹林閣(新宿三丁目)への道順」 新宿三丁目駅下車(地下鉄は、副都心線丸ノ内線、都営新宿線の3本があります。) 参加費 1コマ2000円、2 コマ3000円、3コマ4000・・・です。