アート哲学・糸崎公朗blog3.2

写真家・美術家の糸崎公朗がアートと哲学について語ります

第22回芸術分析塾ラカン 8月02日(土)予告

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第22回芸術分析塾ラカン  

8月02日(土)予告

【塾の紹介】

 ほとんどの芸術作品は、自分勝手に見ても、じつは何もわからないものです。
 芸術作品を正確に鑑賞するには、独特の技術と正確な歴史知識が必要です。
 人間の脳を飛躍させるためには、石の上にも3年でありまして、3年半から9年を目安に、根気よく勉強していきましょう。
 芸術が理解できるようになると、深い満足を味わうことができます。

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1時限目:朝 10:00~12:00

坂口安吾の『堕落論』批判(最終回 第5回/全5回)

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日本の第2次世界大戦の敗戦後遺症を象徴する坂口安吾の『堕落論』を通して、その克服を目指します。

 

2時限目:昼 13:00~15:00

第3回平田篤胤研究会

平田篤胤は、江戸時代後期の国学者ですが、その博学多様な展開は、古学と言うべきものです。

 

3時限目:午後 15:00~17:00

第4回 第2次モダニズム研究会(全60回)

s-モダンの5つの顔(変換後)

モダニズム研究会の第2次はモダニズムの中核的な芸術である写真史と絡み合わせながら探求いたします。
覗き見するだけの学生は困るので、10回の回数券のご購入をお願いします。
モダニズム理論そのものを理解することは、今の人には難しいので、それなりに、少しで良いですから本気になってください。 やさしく進めます。
しかし学ぶには、ある程度の時間を必要とします。根底にあるのはデカルトフッサールの哲学です。テキストは、オーソドックスなモダニズムの邦訳文献を使いますが、どれか一冊はご購入ください。
メイン・テキスト:カリネスク著『モダンの五つの顔』
サブ・テキスト:藤枝晃雄訳『グリーンバーグ批評選集』
       :『モダニズムのハード・コア』(批評空間第2期臨時増刊号)
       :コンパニョン著『近代芸術の五つのパラドックス
       :『世界の名著 81 近代の芸術論』 (中公バックス)
       :ボードレール批評(全4巻セット) (ちくま学芸文庫)

 

4時限:夕方 18:00~19:30

第21回人類史700万年の芸術鑑賞会:
文明:ギリシア彫刻の発生と展開、そして飛躍

 

 

 

5時限:夜 19:40~21:30

第74回「ラカンと美術読書会」

ジャック・ラカンを日本語訳で読む。そういう非常にゆるい勉強会グループです。
読むのは『精神分析の四基本概念』です。
ワークショップのためのクロッキーの紙と絵筆、マーカー、クレヨン等は用意してあります。

 テキスト 

      ◎ラカンのセミナール『精神分析の四基本概念』 (岩波書店)

     ◎平易な入門書 内田 樹著 他者と死者―ラカンによるレヴィナス (文春文庫)

     ◎美術は 神代雄一郎著『日本建築の空間』(至文堂)

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一般社団法人 TOURI ASSOCIATION

芸術分析塾ラカン 竹林閣:東京都新宿区新宿5-14-3 有恒ビル6F

※有恒ビルの1Fには「鍵の救急車」がある。

申込・問い合わせ(080−3605−5912 糸崎公朗 E-mail:糸崎公朗/itozaki <itozaki.kimio@gmail.com>

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「竹林閣(新宿三丁目)への道順」 新宿三丁目駅下車(地下鉄は、副都心線丸ノ内線、都営新宿線の3本があります。) 参加費 1コマ2000円、2 コマ3000円、3コマ4000・・・です。