アート哲学・糸崎公朗blog3.2

写真家・美術家の糸崎公朗がアートと哲学について語ります

第38回芸術分析塾ラカン 11月22日(土)予告

 

ラカン《ノーネイム》

第38回芸術分析塾ラカン 

 


11月22日(土)予告

 





野蛮の時代になっています。いつからこういう時代になったかは、色々な意見があると思いますが、

分かりやすいのは1991年のインタネットのwwwの登場からです。

野蛮なアーティストは、自分の生まれつきの本能だけで絵を描けば良いのです。

何も学ぶ必要はありません。

問題なのは、そうすると子供の絵のままだと言うことになります。
それに対して《文明》の芸術があります。




【ニュース】《個人のための芸術分析ワークショップ》が始まって、今週は8回目です。10回ですので。もうすぐ終わりです。次の申し込みの方もいらっしゃって、受け付けています。
《20世紀日本美術史》という新しい講座の、今回はその第3回です。1910代の1です。
《ノイズ鑑賞会》は、「はじまり」です。
       


【塾の紹介】


ほとんどの美術作品は自分勝手に見ても、実は判断を間違えるものです。芸術を成立させている要素は、実は歴史的なものだからです。日本の美術史は、繰り返し、外部から影響を取り込んで展開してきました。江戸時代までは、歴史がゆっくりと流れたので、外国からの影響を咀嚼して、日本で奇なるものに昇華していく時間がありました。ところが明治からは、ヨーロッパ美術の影響なので、巧く輸入が出来ずに、まちがえていきます。さらに第2次世界大戦の後は、アメリカからの影響で、そこには心理的な屈折と、そしてその歴史的展開の早さ故に、良く分からないと言う状態になっていきした。そのために日本という国の品格と言う形成が出来なくなって、レベルの悪い現代美術が氾濫して行きました。そしてその悪さや《野蛮》さが、日本美術であると言うことになります。そして情報革命です。1991年以降のグローバリゼーションになると、現代アートは《野蛮》であれば良いと言う状態になっていったのです。

 


1時限目:朝 10:00~12:00


《個人のための芸術分析ワークショップ》


個人授業で、その人の作品を分析します。作家と言うのは、その作家の人格にあった作品を作っていきます。ですから、自分の人格と、作品を、まずは、きちんと自覚して、どうするかを考えなければなりません。優秀な能力や才能のある人ほど、悩みもあって、自信を無くしているものです。そう言う人を対象にしています。詳しい内容は、《個人のための芸術分析ワークショップ》という記事で読んでください。

今週は、ペインティングの分析と、基本的な欲動を考えます。具体的な一人のアーティストの分析は、当然の様に新しい作家としての展開のために行われています。それはしかし、細心の注意が必要なのです。単なる美術批評の水準ではありません。

 

2時限目:昼 13:00~15:30



15時のmadame復活!《芸術》をつくる簡単なコツ講座(1)ドローイングで《芸術》にするこつ 



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MATISSE- STUDY TO THE DANCE

ピカソマティスの、簡単な線画をお手本に、今日、簡単な線画を《芸術》するコツを学びます。
15時には、イデミスギノのケーキを楽しみます。ケーキを買う関係があるので、事前に申し込みをしてください。予備のケーキも用意しますので、飛び入りも可能ではありますが。
【用意するもの】
画用紙。鉛筆。水彩と筆。パレット、水入れ。コンパス。
筆の水分を取るためのぼろ布。

3時限目:午後 15:00~17:00


第19回 第2次モダニズム研究会(全60回)



人類史700万年の芸術鑑賞まとめに向けて
        マニエリズム(3/4)


注意

今回の場所は竹林閣です。
http://standard.navitime.biz/renoir/Spot.act?dnvSpt=S0107.103
上記の場所が分からない方は、糸崎公朗にお電話下さい(090-3605-5912)
PowerPoint作っていくつもりです。

迷宮としての世界

 



4時限:夕方 18:00~19:30


第31回人類史700万年の芸術:

20世紀日本美術史 1910年代(1/2)



新しい講座として『20世紀日本美術史』2回目です。1910年代『白樺』の時代です。

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5時限:夜 19:40~21:30


《ノイズ鑑賞会》は、「はじまり」です。
テキストはポール・ヘガティの『ノイズ/ミュージック』です。
演奏も行いますが、今週は、参加者のソロをやります。ご希望者ご連絡ください。



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芸術分析塾ラカン

一般社団法人 TOURI ASSOCIATION


 竹林閣:東京都新宿区新宿5-14-3 有恒ビル6F


※有恒ビルの1Fには「鍵の救急車」がある。


申込・問い合わせ(080−3605−5912 糸崎公朗 E-mail:糸崎公朗/itozaki<itozaki.kimio@gmail.com style="margin: 0px; padding: 0px;">

糸崎公朗/itozaki <itozaki.kimio@gmail.com style="margin: 0px; padding: 0px;">

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「竹林閣(新宿三丁目)への道順」 新宿三丁目駅下車(地下鉄は、副都心線丸ノ内線、都営新宿線の3本があります。) 参加費 1コマ2000円、2 コマ3000円、3コマ4000・・・です。