アート哲学・糸崎公朗blog3.2

写真家・美術家の糸崎公朗がアートと哲学について語ります

禁酒と哲学

私は2012年10月からずっと禁酒してるのですが、その目的の一つは「哲学」をする為です。とはいえ特に難しい事ではなく、哲学とは自分が拠って立つ「常識」の解体作業で、実のところ酒を飲んで酔っ払うと誰でもそんな状態になるのです。しかし酒の酔いはやがて覚め、哲学は覚めることはないのです

哲学と禁酒がなぜ結びつくかと言えば、酒を飲んだら眠くなって本が読めなくなるからです。最近、本を読むのは専ら電車の中ですが、酔った帰りに車内で寝てしまうと、本が読めずに哲学にが出来ないのです。これは切実な問題です

酒を飲んで酔っ払うことと、哲学書を読むことは似ています。私は酔うと饒舌になりますが、哲学書を読むと同様に饒舌になり、ブログの更新も捗ります。