アート哲学・糸崎公朗blog3.2

写真家・美術家の糸崎公朗がアートと哲学について語ります

解脱!

解脱!
何度か書きましたが、解脱が大事です。
しかし、解脱が難しいのは、自分がいったい何から解脱すれば良いのか?
それが実に分かりにくい点にあります。
自分は自分のことが一番分かりにくく、自分がいったい何に貼り付いているのか、それが分からないのです。

解脱が難しいのは、自分がいったい何に貼り付いているのか?
「自分」と「貼り付いている何か」の境界面が一体化して、自分を何から引き剥がせば良いのか?が分かりにくい点にあります。
初期仏典には、ヘビが脱皮するように解脱しろと書いてあります。
まずは皮を「皮」として認識することです。