アート哲学・糸崎公朗blog3.2

写真家・美術家の糸崎公朗がアートと哲学について語ります

距離と認識

人が神の被造物なのだとすれば、人は神から離れる事によって「人」になる事ができます。つまり、神の被造物のままの人は、自分が神の被造物である事を知らず、神の存在を知りません。神から離れ、神の存在を対象化して認識し、自分が神の被造物である事を知ることによって、人は「人」になれるのです。