アート哲学・糸崎公朗blog3.2

写真家・美術家の糸崎公朗がアートと哲学について語ります

冗談とリテラシー

人はなぜ冗談を言うのでしょうか?冗談が通じない人は人殺しだからです。ナンチャッテ\(^o^)/

冗談が通じない人は人殺しです。いやそれは言い過ぎだとしても、冗談が通じない人はある意味で人殺し予備軍です。ですからアメリカの戦争映画を見ると、兵士はみな冗談を言って言い合っているのです。冗談が通じない人は「人殺し」という自覚もなしに人殺しをする可能性があって、私にとっては非常に怖いのです。

冗談が通じない人は素朴な人であり、素朴な人は人を殺さないまでも時として非常に冷酷で残虐である事を、私は身に染みて理解しています。

冗談を理解するには少なくともリテラシーの二重化が必要です。冗談を理解しない人はリテラシーが単一化しています。リテラシーが単一化した素朴な人は、自分がいかに冷酷で残虐な行為をしたとしても、それを自覚する事ができません。リテラシーが単一化した人に自覚は無理なのです。