アート哲学・糸崎公朗blog3.2

写真家・美術家の糸崎公朗がアートと哲学について語ります

言語と呪術

私が提唱する「非人称芸術」とは、自覚的に呪術の産物であった。私はソシュール言語学に起源を持つ構造主義から呪術の何たるかを学び、その方法論を自らの芸術の創造に応用したのだった。

呪術とは、人間が「言語」を使って世界認識をするその性質を応用することで機能するのである。