アート哲学・糸崎公朗blog3.2

写真家・美術家の糸崎公朗がアートと哲学について語ります

イメージと結果

目に見えるあらゆる事物は「結果」でしかない。素朴な感覚の人間の目には「結果」だけが見えている。実に多くの人々は「結果」だけを見てあらゆる判断をしているのである。

 

目に映るあらゆるイメージは「結果」でしかない。

 

結果だけを見る人は可能性を見ない。原因を見通す人は可能性をも見通す。

 

あらゆる「もの」は「結果」としてもたらされる。あらゆる「もの」を「もの」として見る限り、その人の目には常に「結果」だけが映されている。