今ですね、『知能低下の人類史』というね、なかなかすごいタイトルの本を読んで、半分ぐらいまで読んだんですけども、この本だから人類の知能って、平均的な知能ってね、近年低下してきているんじゃないかっていう、そういうことを指摘した本で、なるほど、…
私はこれまでニーチェからウィトゲンシュタインからフッサールから、普通には難しいと言われている哲学書をいろいろ読んで、自分なりに咀嚼して、それで頂点を極めたっていうわけではないですけども、自分の中では1段落ついたところがあったので、これは折り…
www.youtube.com この一連の動画ではですね、現象学的還元を徹底しようというところで考えているわけですけども、そうするとそもそも私がアーティストであって、自分がアーティストであるために、そして作品を作るために現象学まで行きついたわけですね。現…
www.youtube.com また引き続き現象学についてですね。でまた同じような内容の繰り返しになるかもしれないですけども、私は私で現象学というものをマスターしたいわけですね。で現象学をマスターするってのはどういうことなのかっていうと、いま哲学について…
www.youtube.com 糸崎公朗です。「現実と現象」という話をしようと思いますけども、相変わらず現象学の話なんですね。とにかく現象学は難しいというのは、竹田青嗣さんも、そしてメルロ=ポンティも述べていますけども、そして私が読んでいた『現象学の理念』…
www.youtube.com 糸崎公朗です。現象学と遠近法、という話をしようと思いますけども。フッサール現象学の話ですね。現象学がとにかく難しいと、専門家でも難しいと言われるのは、現象学が難しいというよりも、そもそも人間というもの自体が難しいんですね。…
www.youtube.com 糸崎公朗です。アーティストがなぜ哲学を語るのかという話をしようと思いますけども。この私のYouTubeチャンネルは、結局のところアーティストである私が哲学について延々と考えながら語っているというチャンネルになってるわけですけども、…
www.youtube.com 最近Facebookでね『サイロ』っていうテレビドラマが面白いという風に教えてもらったんですけども、これはAppleTVで配信しているアメリカのテレビドラマらしいんですけどね。私はAppleTVに加入してないので予告編だけ見て、確かに面白そうで…
www.youtube.com 糸崎公朗です。現実とは痛みと死ではないのか、という話をしようと思いますけども、引き続き現象学的に色々考えてみようということなんですけども、結局現実を現実たらしめているものですね。 あたかも現実というものが存在して、その現実の…
www.youtube.com 糸崎公朗です。自分とはフィクションの登場人物ではないのか、という話をしようと思いますけども、『フッサールの現象学の理念』を再読し終わったんですね。十日ほどかけてがっつり再読して最後まで読み終えたんですけども。その上で現象学…
youtu.be フッサールの『現象学の理念』を久々に再読したんですが、もう10年以上前に読み始めて、それで何年かかけていちおう現象学は分かったといえる地点まで来たんですけど、もちろん「分かった」といっても「分かる」ことに限界はなく、繰り返し読む価値…
www.youtube.com 前回の動画にコメントをいただいたので、それを題材に喋っていこうというわけなんですけども、「子供の哲学 フッサールの存在を信じて疑わない現象学」という動画にコメントいただいたんですね。 淳さんという方からですけども、読んでみま…
最近、また哲学の入門書の研究をしようと思って、竹田青嗣先生の『新・哲学入門』(講談社現代新書)という本の、冒頭の第1章だけ読んでみたんですけども、私が考える哲学というものとずいぶん違うんですね。 新・哲学入門 (講談社現代新書) 作者:竹田青嗣 …
youtu.be 「開放系」「閉鎖系」という言葉自体、私はその昔フラクタル理論の本で学んだんですね。 伝統的なというか、古い時代の科学というのは実験室で行う、その意味で言うと閉鎖系の科学なんですけども、新しい時代の複雑系科学というのは実験室ではなく…
www.youtube.com 実はね、このチャンネルの動画にアカシックレコードについての質問をいただいたので、それについてお答えしていこうと。で、私はあんまり詳しくないんですけども、でもせっかく質問をいただいたということと、私なりにお答えできるんじゃな…
www.youtube.com 一神教と現象学的還元 これまでも、結局哲学を突き詰めていくと宗教と一緒になるということは述べていたんですけども、いよいよそれが本当だなということが分かってきたんですね。だからフッサールの『現象学の理念』を一度読み終わったんで…
最近の私は「宗教の抽象化」ということを述べてますけども、それ以前にね、そもそもイデオロギーというもの自体を抽象化しなければならないというふうにして、改めて思ったんですね。 そもそもで言うと、イデオロギーというものは具象的なものなんですよ。 …
">前回は聖書を引き合いにして、全ては言語であるという話をしましたね。 youtu.be ">新約聖書のヨハネの福音書ですね。で、もう一回ね冒頭を読んでみますけども、 初めに言葉があった。言葉は神と共にあった。この言葉は神と共にあった。万物は言葉によって…
人間の特徴として「人間は言語を話す」という点を挙げ、それが他の動物とは違うのだとすると、それは「言語の普遍性」ではなく「言語の特殊性」を述べたことになります。 youtu.be ところが『新約聖書』の「ヨハネによる福音書」第一章の書き出しは、下記の…
芸術の時代と芸術ではない時代 昨日ね、長野の小布施町の北斎館、葛飾北斎の美術館ですね、実家に帰省するたびにそこ観に行くんですけども、素晴らしい北斎の作品が展示してありまして、それでとにかく全然見たことない作品が並んでましたね。 youtu.be 北斎…
そもそもですね、現代の我々というのは私もそうですけども、私に限らず左翼の毒に侵されているとね、そういう風に思う訳ですよ。 youtu.be ですからその左翼の毒抜きをしなきゃいけないと言う風にして思う訳ですよね。 でその意味で言うと、そもそも文明とい…
www.youtube.com 糸崎公朗です。「誰でもわかる超入門フッサール現象学」という話をしようと思いますけども、歩きながら哲学の話をわかりやすくしようということなんですけども、なんで歩きながらなのかというと、そもそも古代ギリシャの哲学者っていうのは…
*こちらの動画の文字起こしです。糸崎公朗です。 今回もこの『ブッダのことば』なんですけども、これを私は再びちょっとずつ、かみしめながら、よく考えながら、吟味しながら、読んでいこうとしてるわけなんです。 ブッダのことば―スッタニパータ (岩波文庫…
以下、空海の『三教指帰』(さんごうしいき)を読んで連続tweetしたまとめです。 空海「三教指帰」―ビギナーズ日本の思想 (角川ソフィア文庫) 作者: 加藤純隆,加藤精一 出版社/メーカー: 角川学芸出版 発売日: 2007/09/22 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック…
誰のアドバイスも信用できない。なぜなら誰の判断にもバイアスがかかって間違っているからである。では自分の判断はどうか?と言えばこれもバイアスがかかって間違ってる。ではバイアスを取り除いた判断はどのようにすれば良いのか?判断、つまり未来の予測…
哲学とは先ずなりより学ぶものであるが、自分なりに学ばなければそれは哲学にならない。つまり学校の勉強のように哲学について「皆と同じこと」を学ぶのを哲学とは言わない。 哲学の本質の一つは「変容」であり、例えばニーチェの哲学にしてもニーチェの意図…
言語と現実は結びついている。と言った場合、二つの立場が考えられる。一つは「まず言語が先にあって、それによって現実が立ち現れる」とする立場。もう一つは、「まず現実があって、そこに言語を当てはめている」とする立場である。そして私の「非人称芸術…
クリエイティビティとは本質的に無意識の作用で、無意識の作用とは「動き」です。 この逆に「動きがない」のは言葉の丸写し、文章なら丸写しで、そのには無意識が作用する余地がありません。 そして言葉の要約、文章の要約にも、無意識の作用はありません。 …
すいません、遅くなってしまいましたが、新年明けましておめでとうございます。 2019年もよろしくお願いいたします。 実はご挨拶が遅れてしまったのには理由があって、昨年末からYouTuberを始めまして、そうしたらそっちに軸足が移ってしまったのです。 ブロ…
「宗教」についてさらに分かってきたのだが、まず先日、東京国立博物館で見た『快慶・定慶』展について。一般に「運慶・快慶」と並び称される鎌倉仏師の二人だが、それ以前に同じ東博で見た『運慶展』の運慶と、今回見た快慶とそして定慶とは、文字通り雲泥…